※2024年現在、バリューパックはなくなり、ブランチパックが1から3まで発売されています。この記事の情報は最新ではありませんので、ご参考までに。→現在発売されているセット商品はこちら(公式サイト)
★子供英語教材「オックスフォードリーディングツリー(ORT)」は、日本限定スペシャルパック(お得セット製品)として、「多読パック」「トランクパック」「バリューパック」が販売されています。
このブログ記事では、各パックの特徴、口コミ感想、安く買う方法、注意点を詳しく紹介します★
こんにちは!子供英語教材ナビゲーターのすみれママ(@Sumire_Mum)です。
オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree、以下ORT)は、子供英語教材として口コミ人気の高いシリーズ絵本。
多読の初心者向け定番教材でもあります。
イギリスの小学校の80%以上で教科書として使われており、私の子どもたちが通った英国現地の公立小学校でも毎日音読していました。
語数に応じたレベルチャートに従って、ステージ1からステージ9まで順番に読んでいくと、自然に英語力が身に付くよう、絶妙に設計されています。
口コミでも効果に定評があり、大変優れた教材なのですが・・・
高価なのが玉にキズ!!
少しでも安く買う方法を求める声が、とても多いです。
無料教材もあるのですが、無料で読めるのは約200冊中30冊程度。
図書館で借りるにしても、レベル(ステージ)順にタイミングよく借りられるとは限らない。
メルカリ、ヤフオクなどの中古オークションサイトを見ても、出品されているのは、レベル(ステージ)が飛び飛びなんですよね。
※ORTは「ステージ(レベル)の順番に読み進めること」自体が、大事な学習メソッドです。
ORTは、子供が飽きずに読める短いお話なので、すぐに読み終わってしまう。
なので、私はセット商品として数ステージ分をまとめて購入することをおすすめします。
日本公式ストア(版元のオックスフォード大学出版局の日本支局)から、お得なセット商品として
が販売されています。
今回のブログ記事では、「多読パック」「トランクパック」「バリューパック」について一覧表をまじえて解説し、口コミと安く買うための情報を紹介します。
1)Oxford Reading Tree(ORT)お得セット「多読パック」「トランクパック」「バリューパック」
オックスフォードリーディングツリー(ORT)のお得セット。
日本公式パンフレットでは、総称して「日本限定スペシャルパック(Oxford Reading Tree Special Packs)」と名付けられています。
3種類に分類され、
- 多読パックに、Stage1+からStage9のシリーズ全冊
- トランクパックに、stage1のMore First Words、stage1+からstage9のメインストーリーのみ
- バリューパックに、stage1+からstage5の全てのパック
が入っています。
トランクパックはAとB、バリューパックは1と2というふうに、各2セットに分かれています。
どのセットも「絵本だけパック」と「CD付きパック」があります。
日本公式ホームページを参考に一覧表を作ってみました。
バリューパック2に出てくる「マジックキーの冒険」とは、ステージ(レベル)4から始まる楽しい冒険物語です。
多読パックのCD付きパックには、日本語ガイドが付いていないのでご注意くださいね。
次に、各お得セット商品の特徴を詳しく解説していきます。
● ORT多読パックとは
Oxford Reading Treeの多読パックには、Stage1+からStage9のシリーズ全冊が入っています。
※Stage1は入っていないので注意!
180冊もの絵本。CD付きになるとCDも30枚ということで、10万円以上します。
ORTの中で最も高額な商品ということもあり、学校や図書館向けの商品とされていますが、バラ売りで買うのが面倒な一般ユーザーが、大人買いするケースも多いようです。
バラ売りで買うより約15%お得になります。
こちらのCD付きパックは、ORTの他のCD付きパックと異なり、日本語ガイドが入っていないので、ご注意くださいね。
● ORTトランクパックとは
トランクパックとは、幹(=トランク)を全て集めたお得パックです。
幹とは何かというと、オックスフォードリーディングツリー(ORT)のメインストーリー。
ORTのレベルチャートは下記のような構成になっていて
トランクパックは、色の付いたメインストーリーを所収。
日本公式パンフレット2020年版には
ステージ(レベル)内のお話は基本的に全て同じレベルですが、Main Storiesを最初に読まれることをおススメいたします。
と書かれています。
- トランクパックAは、stage1のMore First Words、stage1+からstage4までのメインストーリー(計30冊)
- トランクパックBは、stage5から9までのメインストーリー(計30冊)
が入っており、バラで買うより最大10%お得になります。
● ORTバリューパックとは
バリューパックは、初級(stage1+からstage5)の全てのパックが入っています。
が入っており、バラで買うより1は最大10%、2は最大15%お得になります。
トランクパックが、全ステージ(レベル)の入口を縦に網羅しているとすれば、
バリューパックは、初級の全冊を横に網羅しているイメージですね。
● どれを選ぶかの判断基準
「多読パック」「トランクパック」「バリューパック」のうち、どれを選んで買うかの判断基準ですが、
「多読パック」は、180冊が15%割引で一気に手に入るので、全冊を効率的に揃えたい人にオススメ
「トランクパック」は、AB各30冊ずつで比較的お手頃価格なので、さらっと全体を読みたい方、他の英語教材も併用される方にオススメ
「バリューパック」は、1が72冊、2が48冊と冊数が多くてたっぷり読めるので、キッパーファミリー大好き&ORT中心に英語学習を進めたい方にオススメです。
2)ORTお得パックに関する感想・評判・口コミ
Amazonと楽天の商品レビューから、関連する口コミを集めてみました。
まずは「トランクパックA」の口コミです。
セット買いはお得です。
飽きっぽい子どもの読み聞かせには丁度よい薄さですし、「勉強している」という感覚なしに英語を学んでいます。
簡単な英文でも改めてCDで聴くと、ハッと思うことがありますし、自信をもって親も読み聞かせしてあげれます。
高い買い物になりますが使い方次第で十分お得感のある商品だと思います。
(https://item.rakuten.co.jp/eigo/ort-trunka/ より)
ORTを始めるにあたって、どのように購入しようか??と迷った結果、トランクパックAを購入して始めることにしました。
トランクパックとは、各Stageで幹となる英文が入ったstoryパックだということで、その他のパックは欲しい場合は順に買い足していくことにします。
ORTを始めたいという人におすすめのパックです。
小学2年生の娘の英語のプラス教材として購入しました。
1冊の本のstoryはとても短く、今のところ、娘もすぐに暗唱できるくらいです。
何度も本を見て、CDを聞いて、声に出して・・・覚えるくらいになるのを期待しています。
キャラクターや本の絵も親しみやすいです。まるで、英語の漫画のようです。
(https://item.rakuten.co.jp/eigo/ort-trunka/ より)
子供の多読用に購入しました。
ステージ1と1+は簡単なのでどうかな…?と、途中ステージからの単体購入と迷いましたが、子供に「自分で読める!」とゆう自信がつくと、次へ進む事が楽しくなると思い、トランクパックの購入に決めました。
幼い我が子には一冊がちょうど良い読み具合で、飽きずに達成感が得られ、楽しい内容でとても満足しています。
また、英語の発音に自信がない親の為、親が読むカタカナ英語を子供に聞かせてしまう事が気がかりでしたが、CD付なので、きちんとした英語の発音を耳に入れられるのもこの商品を選んだ理由です。
(https://item.rakuten.co.jp/chaoone/10000662/ より)
2歳の子供に買いました。
一冊一冊は思った以上に薄いですが、短い簡単な文の中にもちゃんとオチがあり面白いです。
ステージごとに買おうかこのパックにしようか迷ったのですが、最初のステージはとても簡単で子供がもう少し大きくなってある程度理解できるようになればすぐに次のステージが欲しくなる気がしたので、パックにして良かったです。
(https://item.rakuten.co.jp/chaoone/10000662/ より)
トランクパックAの口コミを見ると、バラ買いよりお得ということはもちろん、「1ステージ終わったらすぐ次が欲しくなるだろうから」という理由で、お得セットを購入されているようですね。
次に、「トランクパックB」の口コミです。
トランクパックAに飽きてきた娘に思い切ってBを買いました。
やはり物語性が格段にUPして絵本として楽しめるみたいです。
高かったので迷いましたが、やはり定評があるだけある。
絵本としてしっかり楽しめるので迷っているなら買っても損はないと思います。
(https://item.rakuten.co.jp/chaoone/10000663/ より)
トランクパックBは、冒険物語「マジックキー(The Masic Key)」シリーズも始まり、物語性がアップして楽しいというご意見、うなずけます!
「バリューパック1」「バリューパック2」については、目ぼしい口コミが見つかりませんでした。
最後に「多読パック」の口コミです。
今回大量の読み聞かせ用にこちらを購入しました。
セット自体は高額ではありますが、一冊の単価が500~600円なので、単品購入よりお得だと思います。
180冊も!いちいち英語の絵本を選ぶ労力に比べれば、セットの値段も気になりません。
(https://www.amazon.co.jp/dp/0193955539/ より)
この多読パックに関するご意見、わかる!私の考えに近いです。
大量の絵本を選ぶ労力を考えると気持ちがヘコむので、自分のメンタルを守るコストとして、まとまった金額払っちゃう性格です。
3)Oxford Reading Tree(ORT)お得セットを安く買う方法
高価な買い物なので、少しでも安く買うための情報を紹介しておきます。
● 公式セール情報
たまにORT公式ストアがセールを行っています。
↓こんな感じです。
ご好評いただいております「家庭学習支援セール」は5月31日(日)までです!!ご購入を予定されている方はお早めに~(^o^) #ORT #自宅学習 #読み聞かせ https://t.co/3dlgbctj3p pic.twitter.com/u7HTpHPNPG
— 【公式】オックスフォード・リーディング・ツリー日本広報部 (@ORT_Japan) May 28, 2020
Twitterで【公式】オックスフォード・リーディング・ツリー日本広報部をフォローしておくと、年に数回のセール情報をキャッチできます。
● ELT BOOKSなら20%OFF
洋書英語教材オンラインショップの「ELT BOOKS」では、洋書全商品を20%OFFで購入できます。
★ORTのセット商品はこちら
送料は1回につき全国一律700円で、割引後の総額が50,000円以上の注文は送料無料。
高額商品なので、2割引は大きいです!
● 多読パックをAmazonで購入するときの注意
Amazon社は独自のルートで世界各国から商品を調達しており、多読パックもELT BOOKSより安値で販売しています。
が、多読パックをAmazonで買うときは、全部あるかどうか必ず確認しましょう!
口コミで、以下のような声が寄せられています。
180冊もあって大変ですが、ORT一覧表を見ながら、全冊検品&乱丁落丁のチェックを絶対にして下さい!
180冊の内、一種類同じものが入っていました。
Amazonに交換対応してもらいましたが、交換品もまた一冊違うシリーズのものが入っていて、辟易しました。
再々度の検品&交換処理が面倒でその品で妥協する事にしましたが、モヤモヤが残ります。
(https://www.amazon.co.jp/dp/0193955539/ より)
他の方のレビューを読んで、使用前にきちんと全部そろっているのか、重複分はないのかを確認した方が良い、とのことだったので、確認したところ、重複分、不足分がありました。
連絡先がどこにも書いていないので、返品のところにそのことを記入したところ、なぜか再度、全巻が届きました。。。
中身はそれだけで、何も手紙らしきものも見当たりません。
どうすればよいのか(不足分を選んで、残り全てを返送するのか、などなど)まったく分かりません。。。
再度、返品のところに、どう対応すべきか質問したのですが、何の連絡もありません。
すべて取り換えるとなれば、また一からすべてをチェックしなければならず、そんな時間と労力は二度と使いたくありません。
海外からのものを、おそらくそのまま郵送していると思いますが、私たちにとってはとても「高価な買い物」です!!
10万円ちかくする商品に対する対応とは到底思えません。
ものは良いだけに、非常に残念です。
そもそも、これだけ高価なものであるにも関わらず、チェックをしていないということで驚きです。
(https://www.amazon.co.jp/dp/0193955539/ より)
す、すごい対応ですね・・・
180冊届いて、交換対応してもらったのに、また間違ったものが届いたとか、めんどくさすぎる・・・
(イギリスでアマゾン使ってたときは、そういうの日常茶飯事だったけど)
多読パックをAmazonで購入される場合は、↓こちらの一覧表を参考に、180冊が全部正しいかチェックしてくださいね。
4)まとめ
以上、Oxford Reading Treeの日本限定スペシャルパック(お得セット)「多読パック」「トランクパック」「バリューパック」について解説しました。
ORTは冊数が多いので、セット買いするのが効率いいと思います。
180冊が一気に手に入る「多読パック」は、CD付きパックに日本語ガイドがついていないことに注意。(そして、amazonで買うときには、全冊検品が必須)
AB各30冊ずつの「トランクパック」は、とりあえず全体を読みたい方、他の英語教材を併用される方にオススメ。
1が72冊、2が48冊と冊数が多い「バリューパック」は、キッパーファミリー推しの方、ORT中心に多読を進めたい方にオススメ。
何冊かお子さんと読んでみてから決めたい場合は、Oxford OWLで30冊、小学館の書籍で合計18冊、無料で読めます。
下記の別記事を参考にされてみてください。
どれを買うのか選ぶのに、このブログ記事がお役に立てば幸いです。
★↓ORT公式の紹介動画です(1分23秒)