★子供英語教材「オックスフォードリーディングツリー(ORT)」は、多読用に人気な英語絵本。シリーズを揃えると数百冊にも及びます。
このブログ記事では、片づけアドバイザー・石阪京子さんの収納術で、約350冊のORT絵本を整理した様子を実録レポ。レベル(ステージ)ごとの本の分量がわかりやすいように、写真入りで詳しく説明します★
こんにちは!子供英語教材ナビゲーターのすみれママ(@Sumire_Mum)です。
イギリスの学校で教科書(副読本)に使われており、効果が高いと評判の英語教材「オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree、以下ORT)」。
小学生の息子の多読学習のために、音声ペン(タッチペン)のマイヤペン(※)と一緒に、ORTのサウンドブックを大量購入しました。(安く買うために中国版を選びました。ORT中国版購入記はコチラ)
が、一度に350冊以上を購入したため、どこに収納するか悩み・・・
カラーボックス1台+A4ファイルボックスで、「ORT書庫」をつくりました。
ORTに限らず、DWEやCTPなどの子供英語教材も、背表紙がない薄い絵本なので、収納や管理に悩む方が多いようです。
前回記事では、小型の薄い絵本を収納するための、ファイルボックスの選び方などを紹介しました。今回は、実際の収納手順について書いてみたいと思います。
※マイヤペン(MaiYaPen):専用シールをタッチすると設定した音声を再生できるペンで、中国企業の麦芽グループが製造・販売しています。マイヤーペン、メイヤペンとも呼ばれています。
1)薄い絵本をファイルボックス収納する手順
前回記事でも書いたのですが、絵本収納は、大人目線の「しまう収納」と子ども目線の「見せる収納」を切り分けて行うのがコツ。
ここでいう「しまう収納」のために、まずA4ファイルボックスと3段カラーボックスを用意しました。
オックスフォードリーディングツリー(ORT)の絵本は、300冊程度であれば3段カラーボックスに収まります。
ファイルボックスの数は、本の冊数によって変わってきますが、ORTの基本シリーズ「Biff, Chip and Kipper Stories」全228冊なら、幅10cmのA4ファイルボックス9個(=3段カラーボックス1段につき3個)で十分足ります。
そして本を分類・収納した後、付箋などで仮ラベリングします。
この仮ラベリングが大事で、しばらくこの「仮状態」で運用してみると、使い勝手の悪い部分が出てくる場合が結構あるんです。
そうしたら、ラベリングを変えて改善していきます。
1~2週間運用してみて、このラベリング配置でOK!となったら、ラベル印刷・貼付をします。
(もちろんお好みで手書きラベルもOK)
我が家は基本シリーズ「Biff, Chip and Kipper Stories」以外にも、新シリーズ「Decode and Develop」や続編「タイムクロニクル」も買ったので、冊数が多くてカラーボックス1台に収まりませんでした。
こちらは納戸に一時保管することに。(使う時期が来たら、ファイルボックスに入れた状態で保管し、ファイルボックスごと入れ替えます)
これで図書館の「書庫」が完成という感じです。
2)実録!幅10cmのファイルボックスへORT絵本をレベル別に入れてみた
ファイルボックスの容量をイメージしていただく参考に、「幅10cmのファイルボックスへ、ORT絵本をレベル別に入れてみた写真」を掲載しますね。
写真は、ファイルボックスを横向きに倒して撮影しています(空きスペースをわかりやすくするため)。
※「Biff, Chip and Kipper Stories」のStage1からStage9までの写真になります。
※我が家のORTは中国廉価版で、正規版と紙質が異なるものがあります。それから、Stage1とStage1+には自作の薄いビニールカバーを付けています。大体の目安ということをご了承ください。
Stage1
8ページの本が24冊です。幅10cmのファイルボックスの3分の2くらいが埋まります。
Stage1+
8ページの本が36冊です。幅10cmのファイルボックスに余裕があります。
Stage2
16ページの本が36冊です。Stage2が一番ボリュームありますね。幅10cmのファイルボックスいっぱいになります。(取り出せないほどキツくはないです)
Stage3
16ページの本が24冊です。幅10cmのファイルボックスの3分の2くらいが埋まります。
Stage4
16~24ページの本が24冊です。幅10cmのファイルボックスの4分の3くらいが埋まります。
Stage5
24ページの本が24冊です。幅10cmのファイルボックスの3分の2くらいが埋まります。
Stage6
24~32ページの本が18冊です。幅10cmのファイルボックスに余裕があります。
Stage7
32ページの本が18冊です。幅10cmのファイルボックスの4分の3くらいが埋まります。
Stage8とStage9
32ページの本が12冊ずつです。冊数が少ないので、2つのレベルの本を1つのファイルボックスに入れています。幅10cmのファイルボックスちょうどぴったりくらいです。
このように、「Biff, Chip and Kipper Stories」のStage1からStage9までの228冊なら、3段カラーボックス1台に、かなりゆとりをもって収納できます。
もう少し詰めて収納すれば、他の絵本なども収納できますね。
3)片づけアドバイザー・石阪京子先生の書類整理術が参考になる!
私は、自宅でも職場でもファイルボックス収納をしています。
自宅では書類だけでなく、キッチン道具・洗面台下・薬・靴下まで、何でもラベリングしたファイルボックスに投げ込んでます(投げるんかい)
いつも参考にしているのが、片づけアドバイザー・石阪京子さんの書類収納術。
(画像はいずれも石阪京子ブログ「片づけの向こう側」より)
「小物も、書類のように A4サイズにまとめると、検索性が上がる」という着眼点がスゴイ!
以前、我が家の収納スペースは腐海でしたが、これで見た目がスッキリし、探し物時間も短縮されました♪
ファイルボックスを引き出せば、奥の物も取り出しやすくなるし、投げ込むだけなので、使ったものを戻せない家族でも協力しやすいです。
石阪さんの片づけレッスンは、なんと予約2年待ちなので、本でメソッドを学びました。
「奇跡の3日片づけ」は辞書のように長く活用できる本。どこを片づけるか、何を片づけるかによって、毎回この本で「場所ごと」「アイテムごと」の片づけのコツを調べながら片づけています。
「夢をかなえる7割収納」では、より具体的な片づけテクニックがわかります。「7割収納」はリバウンドしないためにとても大事!
「週末3日でかなう片づけ術」は、写真がたくさん載っているムック本なので、具体的にイメージが湧きます。
「たった1つの場所を片づければ一生散らからない」は、家族で片づけに取り組んだ「森山家」と「大村家」の事例がマンガになっていて、片づけの前後・プロセスの心の変化がすごくわかりやすいです。
(画像はいずれもhttps://amazon.co.jpより)
前節で説明した「仮ラベリング」も、石阪さんの片づけメソッドにある「仮置き」にあたるものです。
この方法でORT絵本を管理すると、必要な本がすぐに探し出せるし、ゆとりある「7割収納」で取り出しやすく、いいことづくめ。
そして、この「書庫」からセレクトしたものを、子どもが手に取りやすいように、透明ウォールポケットで「見せる収納」しています。
まとめ
今回のブログ記事では、オックスフォードリーディングツリー(ORT)を始めとする英語教材や薄い絵本を、大量に管理するためのファイルボックス収納について、実例を紹介しました。
ポイントは、
- 「仮ラベリング」のひと手間が、使い勝手のよい絵本棚をつくる
- 片づけアドバイザー・石阪京子先生の書類収納術にヒントあり
といった点です。ブログ記事の内容を、よろしければ参考にしてくださいね。
★ORT収納に関する記事は、他にもありますので↓↓↓よろしければ併せてお読みください。
ORT収納|薄い絵本をファイルボックスで整理!|オックスフォードリーディングツリーOxford Reading Tree
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