ORTステージ4「More Stories B」レビュー(内容と効果)|オックスフォードリーディングツリー レベル4

こんにちは!子供英語教材ナビゲーターのすみれママ(@sumire_mum)です。

★子供向けの英語絵本「オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree、以下ORT)」は、ステージ1からステージ9までレベル順に読み進めていくと、自然に英語力がアップする効果的な教材です。

このブログ記事は、

  • ORTステージ4「More Stories B」6冊の内容やレベルを知りたい
  • ORTステージ4「More Stories B」6冊を実際に読んでみた感想が知りたい
という方にオススメです★




1)ORTステージ4「More Stories B」の概要

 

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

Oxford Reading Treeのステージ4「More Stories B」について、出版社の公式サイトには、以下のような説明があります。

ここでは、次のステージ5から本格的に始まる“Magic Key Adventure”に向けて、より長い文章や複雑なストーリーに挑戦します。「読む」ことの楽しさ、醍醐味を味わいながら、根気と自信を身につけます。 このパックには、ペンキ塗り立ての話や遊び道具のとりかえっこの話などが収録されています。(Oxford University Press日本公式より)

このシリーズには、ビフ・チップたちの友人であるナディムアニーナが登場します。

前半3冊が16ページ後半3冊が24ページになります。

1ページあたりの行数は1~2行で、語数はステージ3より増えています。

今までに出てきた基本的な動詞が繰り返し登場しますが、少しずつ新しい語彙が増えています。

24ページになると「増えたなあ」という感じがします。

そして次のシリーズの前半はまた16ページに戻ります。

絵とお話は楽しいので、小さいお子さんでも、ちょっと頑張れば大丈夫!

24ページのお話は、展開が豊かになった分、より面白くなっています。

少しずつお話の長さに慣れ、物語の面白さを味わいながら、読み切る根気を養っていく感じだと思います。

 

2)このシリーズの主な登場人物

キッパーの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

キッパー(シリーズの主人公)

チップとビフの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

チップ(兄)&ビフ(姉)

ママとパパの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

お母さんとお父さん

犬のフロッピー オックスフォードリーディングツリー ORT

飼い犬のフロッピー

ウィルマとウィルフ

ウィルマ(姉)とウィルフ(弟):2軒隣に住む友達

ナディム

ナディム:学校の友達

アニーナ

アニーナ:学校の友達

(※画像出典はいずれもamazon.co.jp)

3)ORTステージ4「More Stories B」各巻のあらすじ&レビュー

それでは、このシリーズの各巻について、あらすじとレビューを紹介していきたいと思います。

 

Wet Paint

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B Everyone Got Wet 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:122

 

<あらすじ>

  • タイトル:Wet Paint(ペンキ塗りたて)
  • 副題:Dad paints the door.(お父さんはドアにペンキを塗る)

 

ナディムは捨てられているバットを修理しました。

そしてナディムは、そのバットとチップの壊れたロボットを交換します。

ナディムはロボットを直しました。

そしてナディムは、そのロボットとビフの壊れたスケートボードを交換します。

ナディムはスケートボードを直し・・・

さあ、どこまでとりかえっこが続くでしょうか?

 

<登場する主な単語>

it’s, children, again, back, fight, job, paint, split, wind, said, come, were, there, what, blew, safe, feathers, pillow, gone, kicked, paws

 

<コメント>

be broken(壊れている)という表現が繰り返し登場します。これは「be 過去分詞」の受身形ですね。

  • The robot was broken.(そのロボットは壊れていた)

 

「swap A for B」で、AとBを交換するという意味になります。

  • He swapped the robot for the bat.(彼はロボットをバットと交換した)
  • Biff swapped it for the robot.(ビフはそれをロボットと交換した)

昔話「わらしべ長者」のようなお話ですね!

 

このシリーズから、キッパーたちの友人としてナディムとアニーナが登場します。(ORT公式の人物紹介によると、兄妹ではないです。BBCのアニメ版でも苗字が違います。詳しくは英語版Wikipediaへ)

ナディムはアラブ系の名前ですね(アラビア語で「友達」という意味です)

いろいろなものを修理してしまうナディムは本当に器用!

ちなみに登場する「バット」は、野球ではなくてクリケット用です。

バットを持つナディム

クリケットはイギリスの国技で、野球の原型とも言われているそうです。13世紀に羊飼いの遊びで始まったという説があります。

クリケット競技中の男性

クリケットってこんな感じ・・・
(画像出典)jp.reuters.com

現地小学校の体育でもクリケットをやっていました!

 

Swap!

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B Swap! 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:192

 

<あらすじ>

  • タイトル:Swap!(とりかえっこ!)
  • 副題:Nadim mends the broken toys.(ナディムは壊れたおもちゃを直す)

 

メイ先生のクラスでは、段ボールで大きなドラゴンを作りました。

大きくて素敵なドラゴンができたので、子どもたちは中に入って練り歩きたいと言い出しました。

お父さんやお母さんを学校に呼んで、子どもたちは素敵なドラゴンの踊りを披露しましたが、頭と尻尾が逆方向に動いたため、ドラゴンが真ん中でちぎれてしまいます。

子どもたちは泣き出し、メイ先生は慰めます。

そしてアニーナのお母さんが、いいことを思いつきました。

 

<登場する主な単語>

it’s, black, good, now, silver, said, helped, bike, blew, broken, found, skateboard, swapped

 

<コメント>

材料を表す受身形の「be made of A(Aで作られている)」が出てきます。

  • It’s made of paper.(それは紙でできているのよ)

「○○で作られる」という表現には4種類ありますね。

  • be made of 材料が見た目でわかる場合 ★例:木でできた皿、レンガでできた家
  • be made from 材料が見た目でわかりにくい場合(姿が変わっている) ★例:ぶどう→ワイン、牛乳→チーズ、木→紙
  • be made with 複数の材料から作られた場合 ★例:小麦粉+卵等→ケーキ
  • be made by 作った人や会社を表す場合 ★例:by 人名、by 会社名

 

さて、受身形といえば、「be pleased(喜ぶ)」も出ていました。

  • The children were pleased.(子どもたちは喜んだ)

 

「~を破る=tear(他動詞)」「まっぷたつに破れる=tear in half(自動詞)」という表現は初出ですね。

  • Don’t tear the paper.(紙を破らないでね)
  • The dragon tore in half.(ドラゴンはまっぷたつに破れた)

ドラゴンの踊り(龍舞)は、旧正月(春節)の季節、中国系住民の多い地域で全世界的に行われているようですね。

おさるのジョージ表紙画像

おさるのジョージにも出てきましたね
(画像出典)amazon.co.jp

イギリスも中国系住民が多いので、街や学校にデコレーションが行われます。

子どもたちが通った現地校でも、ペーパーランタンを作ったりしました。

息子の作品です^^




The Flying Elephant

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B The Flying Elephant 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:135

 

<あらすじ>

  • タイトル:The Flying Elephant(空飛ぶゾウ)
  • 副題:The wind blows the elephant away.(風でゾウが吹き飛ばされた)

 

スーパーへ買い物に行くと、屋根の上にゾウの形のアドバルーンが乗っていました。

「太ったゾウさんだ~」と笑う子どもたち。

するとその後、大嵐が来て・・・

ゾウのアドバルーンが、風に飛ばされてしまいました!!

 

<登場する主な単語>

went, it’s, children, flat, roof, shopping, storm, strong, wind, said, there, liked, blew, elephant, funny, laughed, playground, rained, sorry, stay

 

<コメント>

lookが2通りの意味で使われています。

  • Look at the fat elephant.(あの太ったゾウを見てよ)
  • The elephant looked funny.(そのゾウは面白い姿をしていた)

 

子どもに向かってよく言う決まり文句も登場↓↓↓

  • Don’t be silly.(ふざけないで/バカなこと言わないで/何言ってるの)

息子に1日何回言ったことか・・・

 

このお話、私もうちの子どもたちも大好きです。

ゾウさんの顔がなんともユーモラス^^

 

The Scarf

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B The Scarf 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:220

 

<あらすじ>

  • タイトル:The Scarf(マフラー)
  • 副題:Anneena knits a long scarf.(アニーナは長いマフラーを編む)

 

キッパーのお父さんは、水やり用のタンクの水漏れを修理しています。

頑張って修理したけど、タンクが破裂して水が全部流れ出てしまいました!

お母さんは、ホースの水漏れを修理しています。

ホースにパッチを当てて修理したけれど、蛇口が壊れて水が噴き出してしまいました!

ずぶ濡れになったお父さん、気をとりなおして、新しいタンクを買ってきましたが・・・

<登場する主な単語>

went, it’s, children, help, coats, long, pond, scarf, said, some, out, what, liked, made, came, make, dangerous, frightened, frozen, ice, knitting

 

<コメント>

水道や水道トラブル関係(?)の表現がたくさん出てきます。

水が漏れるのはleak。秘密を漏らす「リーク」は、ほぼ日本語化していますよね。

  • The water butt was leaking.(水タンクは水漏れしていた)
  • The hose was leaking.(ホースは水漏れしていた)

 

蛇口はtap外れるはcome offです。

  • The top of the tap came off.(蛇口の上部が外れてしまった)

 

蛇口をひねるのはturn on the tap(または turn the tap on)

  • He turned the tap on.
  • Biff turned on the tap.

 

水をいっぱいに満たすのはfill upです。

  • He filled up the water butt.(彼は水タンクをいっぱいにした)

 

倒れるfall over

  • The water butt fell over.(水タンクが倒れてしまった)

 

水があふれ出るのはpour out

  • The water poured out.(水があふれ出た)

 

修理中のイライラしたセリフも、日常でよく使う表現ですね。

  • Oh bother!(困ったわね!)
  • What a tricky job!(やっかいな仕事だ!)
  • Funny!(おかしいぞ!)

 

このお話は、家族みんなの表情が面白いです。

お父さんとお母さんは困っているのに、水が噴出するたびに、子どもたちの顔が笑ってる!大人は真剣なのに・・・

 

The Dragon Dance

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B The Dragon Dance 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:192

 

<あらすじ>

  • タイトル:The Dragon Dance(ドラゴンの踊り)
  • 副題:The class makes a New Year dragon.(クラスで新年のドラゴンを作る)

 

お父さんがドアにペンキを塗っています。

でも、フロッピーが触ったり、子どもたちのボールが当たったり・・・

おかげでお父さんは、また塗り直しです。

塗り直した後、ドアの近くで、ビフとチップが枕投げを始めて・・・

枕が破けて、中の羽毛が飛び散ってしまいました!!

 

<登場する主な単語>

went, it’s children, dragon, fair, long, never, town, upset, said, do, come, were, what, helped, made, oh, body, careful, don’t, people, tore

 

<コメント>

過去完了形(had 過去分詞)が登場します。

  • The door had gone.Dad had put up an old door.

 

今までにも何度か出ていますが、「be fed up(うんざりする)」というお決まり表現も。

  • Dad was fed up.(お父さんはうんざりした)

 

破れて中身が出たときは・・・

  • The pillow split open.(枕が破れて中身が出た) ※splitは現在形・過去形・過去分詞ともsplitのまま

 

ビフとチップよ、庭で枕投げをやらないで!

それにしてもお父さん、頻繁にペンキ塗りしていますね。

イギリスは業者さん呼んでも全然来てくれないから、よくわかるけど・・・

我が家は暖房の修理を頼んだら(何度も電話した挙句)直ったの2か月後でした!寒かったよ~!!

 

Everyone Got Wet

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル4 ステージ4 stage4 More Stories B Everyone Got Wet 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):4
  • ページ数:16ページ
  • 語数:200

 

<あらすじ>

  • タイトル:Everyone Got Wet(みんなで濡れた)
  • 副題:Mum and Dad mend the leaks.(お母さんとお父さんは水漏れを修理する)

 

編み物が好きなアニーナは、とても長いマフラーを編みました。

ある寒い日にビフ・チップと公園に行くと、いじめっ子たちがアニーナのマフラーを引っ張りました。

そしていじめっ子の1人は、公園の凍った池の上を、ふざけて歩き始めましたが・・・

 

<登場する主な単語>

children, help, butt, fell, grass, job, tap, said, out, what, old, came, hose, patch, poured, roses, turned, water

 

<コメント>

like ~ing(動名詞)趣味を表現しています。

  • Anneena liked knitting.(アニーナは編み物が好きだった)

この場合は、Anneena liked to knit.でも同じ意味になります。

 

 

stop ~ing(動名詞)「~をやめる」いう表現も出てきます。

  • I couldn’t stop knitting.(私、編むことを止められなかったの)

この場合、I couldn’t stop to knit.だと別の意味になるので注意。(「私は編むために立ち止まれなかった」という意味になります)

 

それから、「make it 形容詞/名詞(それを~にする)」も出てきます。

  • I’m glad I made it long.(私、それを長くしておいてよかったわ)

 

いじめっ子登場!

いじめっこたち

いかにも~な顔つきをしています。

アニーナのお母さんが一緒に付いてきたので、アニーナへの嫌がらせを止めることができてよかった!

イギリスでは、11歳以下の子どもには、保護者が常に同伴することが義務づけられています。

家で子どもだけ留守番もNGだし、公園に遊びに行くのもNG。

日本では、子どもだけで公園や習い事に行くのは普通だし、私立小に通うのため1人で電車に乗ってる小学生もいますから、大きな違いですね。



4)ORTステージ4「More Stories B」の感想&レビュー

Oxford Reading Treeのステージ4は、イギリスでは「5~6歳」を対象とした教材とされています。

新しい単語が登場するのと同時に、既出の単語もたくさん出てきて、復習がスムーズにできるようになっています。

前半3冊が16ページ、後半3冊が24ページなので、前半はスムーズに音読することができ、後半はやや手ごたえがある感じです。

ステージ4は4種類のパックがありますが、レベルはどれも同等です。

ですので、このOxford Reading TreeのStage4「More Stories B」は、

  • ORTのステージ4「Stories」までを読み終えたお子さん
  • 語数100前後の英語絵本を読み慣れてきたお子さん

にオススメです。

24ページになってくると、話の展開が面白くなってくるので、中学生以上大人の英語初級者でも楽しめると思います。

 

5)Oxford Reading Tree絵本の内容とレベルを知るためには

大量にあるORT絵本、ご自分のお子さんに、どのレベルを選んだらよいのかわからない方もいらっしゃると思います。

そんな方には、実際にORTの中身を読んでレベルチェックできる次の書籍がオススメです。

古川昭夫 宮下いづみ イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ 小学館

古川昭夫・宮下いづみ「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」小学館

本の解説記事はコチラ

 

 

ORTの全体像については、別の記事に書いていますので、よろしければ読んでみてください。

オックスフォードリーディングツリーORTの楽しさを伝えたい

【ORT概要】オックスフォードリーディングツリーとは?特徴と効果【Oxford Reading Tree】

オックスフォードリーディングツリーORTを迷わず探せるようナビゲートします

【ORT一覧表】オックスフォードリーディングツリー全冊リスト【Oxford Reading Tree】

ORTの使い方や英語学習の進め方の目安にしていただければ嬉しいです。

↓↓↓ORTレビュー記事(ステージ4)の目次はこちら

<ステージ4>

 


↓↓↓ORTレビュー記事(全体)の目次はこちら

<ステージ1>

<ステージ1+>

<ステージ2>

<ステージ3>

<ステージ4>