ORTステージ3「Stories」の内容&中国版の実情レポ|オックスフォードリーディングツリー stage3 レベル3

こんにちは!子供英語教材ナビゲーターのすみれママ(@sumire_mum)です。

★子供向けの英語絵本「オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree、以下ORT)」は、ステージ1からステージ9までレベル順に読み進めていくと、自然に英語力がアップする効果的な教材です。

このブログ記事は、

  • ORTステージ3「Stories 」の内容やレベルを知りたい
  • ORTステージ3「Stories 」を実際に読んでみた感想が知りたい
という方にオススメです。

私は中国廉価版のORTサウンドブックを使っているのですが、絵本「Rope Swing」で印刷ズレがあったので、廉価版の実情の一例としてレポートします★




1)ORTステージ3「Stories 」の概要

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

Oxford Reading Treeのステージ3「Stories 」について、出版社の公式サイトには、以下のような説明があります。

ステージ3では、ストーリー自体も長くなり文章も比較的長く、新しい語彙がたくさん出てくるのと同時に、それまでに覚えたことばも大切に扱っています。イラストを手がかりにストーリーやことばの意味を推察したり、ことばの成り立ちや“音”が意識できるようになります。このパックには、キッパー一家が砂浜で遊ぶ話や子どもたちが小川でタイヤのブランコで遊ぶ話などが収録されています。(Oxford University Press日本公式より)

このシリーズでは、1ページあたりの行数は(ほぼ)1行ですが、5語文や6語文がメインになってきます。

その分、語彙量も増えますが、前のレベルのステージ2と同じ16ページなので、あまり増えた感じはしません。

楽しい絵本の場面を見ながら、自然にステップアップすることができます。

 

2)このシリーズの主な登場人物

キッパーの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

キッパー(シリーズの主人公)

チップとビフの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

チップ(兄)&ビフ(姉)

ママとパパの顔 オックスフォードリーディングツリー ORT

お母さんとお父さん

犬のフロッピー オックスフォードリーディングツリー ORT

飼い犬のフロッピー

ウィルマとウィルフ

ウィルマ(姉)とウィルフ(弟):2軒隣に住む友達

(※画像出典はいずれもamazon.co.jp)

 

3)ORTステージ3「Stories 」各巻のあらすじ&レビュー

それでは、このシリーズの各巻について、あらすじとレビューを紹介していきたいと思います。

 

By the Stream

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories By the Stream 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

※この巻は、Oxford OWL(オックスフォード オウル)で電子書籍を無料で読めます。登録方法などはコチラ

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:71

 

<あらすじ>

  • タイトル:By the Stream(小川のほとりで)
  • 副題:Teddy gets wet.(テディベアが水に濡れる)

 

ロビンソン一家とウィルフ・ウィルマは公園へ出かけます。

子どもたちが小川に架かる橋の上で遊んでいると、キッパーがテディベアを落としてしまいました!

みんなでキッパーの大切なテディベアを拾おうとしますが・・・

 

<登場する主な単語>

see, rug, sat, fell, Mum, and, Dad, get, in, they, he, stream, bridge, sticks, water, Teddy, splash, frogman

 

<コメント>

動詞 sit(sat), play(played), go(went), drop(dropped), see, climb(climbed), get, fall(fell)が登場します。

特にgetを使った文章が繰り返し登場します。

  • “Get Teddy,” said Kipper. (「テディを取って」とキッパーは言った)
  • Biff couldn’t get Teddy. (ビフはテディを取れなかった)

 

橋の上に行く(橋に乗る)は「go on the bridge」と表現されています。

  • Biff went on the bridge. (ビフは橋の上に行った)

 

川に落ちるときの表現は「fall in」なので、覚えてしまいましょう。

  • Dad fell in. (お父さんは落ちた)

 

最後のページのテディベアの表情がかわいいです♪

橋の下にメガネが落ちているので、お子さんと見つけてくださいね^^

 

A Cat in the Tree

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories A Cat in the Tree 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

※この巻は、小学館の書籍「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」に収録されています。図書館で借りれば無料!詳しくはコチラの記事をどうぞ。

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:79

 

<あらすじ>

  • タイトル:A Cat in the Tree(木の中のネコ)
  • 副題:Who is stuck up a tree?(木から降りられないのは誰?)

 

ネコを夢中で追いかけるフロッピー。

ネコは逃げようと木に登ってしまいました。

ネコを救出しようと、ウィルマとウィルマのお父さんは木に登りますが・・・

 

<登場する主な単語>

with, down, cat, at, ran, up, on, get, dad, he, she, was, wall, barked, tree, cross, climbed, stuck, jumped, fireman

 

<コメント>

動詞 bark(barked), run(ran), climb(climbed), get, put(put), jump(jumped), say(said)が出てきます。

繰り返し出てくる動詞はclimb(のぼる)。特に手足を使ってよじ登る(降りる、動く)様子を表します。

  • Wilma climbed on the wall. (ウィルマは塀をよじ登った)
  • Wilma climbed up the tree. (ウィルマは木によじ登った)
  • Wilma climbed down. (ウィルマは降りた)

climbというと「のぼる」イメージですが、塀や木やはしごから手足を使って降りるとき、climb downを使うので注意。

 

このclimb他動詞としても登場しています。

  • Wilma’s dad climbed the tree. (ウィルマのお父さんは木に登った)

 

「はしごを架ける」も複数回出てきますね。put A upを使います。

  • He put the ladder up. (彼ははしごを架けた)

 

「木の上から降りられなくなる」は2通りの表現を使っています。2つとも覚えてしまいましょう。

  • Wilma couldn’t get down. (ウィルマは降りられなくなった)
  • Wilma’s dad was stuck. (ウィルマのお父さんは動けなくなった)

 

動物に振り回される人間たち・・・

ネコの飄々とした表情がユーモラスで、子どもたちと一緒に笑いました^^

火事じゃないのに消防車が出動とは大変!

でも実際に、イギリスで目撃したことがあります。

サイレン鳴らした消防車が公園にやってきて、幼児用ブランコにお尻がはまって抜けなくなった女子高生を救出していました・・・

(消防士が3人がかりで、力ずくでひっこ抜いた!)




The Egg Hunt

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories The Egg Hunt 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:87

 

<あらすじ>

  • タイトル:The Egg Hunt(エッグハント)
  • 副題:Who is stuck up a tree?(卵を見つけるのは誰?)

 

イースターの季節、ウィルマの家に、小さい女の子・ケイトが遊びに来ました。

ウィルマは公園のあちこちに卵型のチョコレートを隠し、ケイトとエッグハント(卵探し)を楽しみます。

でも、ウィルマが隠したはずのチョコレートが見つかりません!

 

<登場する主な単語>

them, for, look, park, eggs, and, on, it, at, had, she, you, they, are, cake, idea, hide, trees, flowers, squirrel, stay, like

 

<コメント>

put(置く)を使った表現が複数回出てきます。

  • Kate put little eggs on it. (毛糸はその上に小さい卵を置いた)
  • She put them in the trees. (彼女は木の中にそれらを置いた)
  • She put them in the flowers. (彼女は花の中にそれらを置いた)

 

look for(~を探す)という表現も繰り返し登場。

  • “You can look for eggs,” said Wilma. (「卵を探してごらん」とウィルマは言った)
  • Kate looked for the eggs. (ケイトは卵を探した)

 

美味しそうなチョコレートや、かわいい動物が出てくるので、子どもたちと楽しく読める作品です。

エッグハントは、イースター(復活祭)のイベントで、この時期スーパーマーケットでは、卵型チョコがたくさん売られています。

イースターは4月頃ですが(年によって日が違う)、キリスト教圏ではクリスマスに次ぐ一大行事なので、学校も2週間くらいお休みになります。

この時期は、家族でイギリス国内旅行や、ベルギー旅行に出かけました。

長くて暗い冬が明けた4月のヨーロッパは、あちこちで咲くお花が本当に美しくて・・・

イギリス国内旅行で見た花壇ベルギーの八重桜
ベルギー旅行で飲んだビール

あれ?

まだ小さい子どもたちと、あちこち旅したイースターホリデイは、一生の大切な思い出です^^

 

Nobody Wanted to Play

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories Nobody Wanted to Play 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:79

 

<あらすじ>

  • タイトル:Nobody Wanted to Play(誰も遊んでくれない)
  • 副題:Wilf is upset and plays on his own.(ご機嫌斜めのウィルフ、独りで遊ぶ)

 

イライラしてご機嫌斜めのウィルフ。

誰も遊んでくれないので、独りで公園へ行きました。

さまざまな遊具に乗って、空想しながら遊びます。

ごきげんでアイスクリームを買ったウィルフでしたが・・・

 

<登場する主な単語>

park, on, am, his, up, he, was, played, spaceman, spiderman, stuntman, juggler, cowboy, bicycle, fireman

 

<コメント>

遊具で遊ぶ表現として、「play on ●●」が何度も出てきます。

  • Wilf played on the rocket.(ウィルフはロケットに乗って遊んだ)
  • He played on the see-saw.(彼はシーソーに乗って遊んだ)
  • He played on the horse.(彼は馬に乗って遊んだ)

 

Climbを使った表現も複数回登場。

  • He climbed up the ladder.(彼ははしごを登った)
  • He climbed on the wall.(彼は壁を登った)

 

ウィルフの気持ちは、イギリス英語のcrossで表現されます。

  • Wilf was cross.(ウィルフは機嫌が悪かった)

怒っているイライラしている機嫌が悪いなどと訳せますね。

 

このお話には、スパイダーマンが登場します。

こういう有名キャラが出てくると、子どもは喜びますね!

キッパーシリーズは、既存の人気キャラが結構出てきます。

Stage2の「Kipper’s Birthday」では、子どもたちが見ているテレビ画面の中にフィリックス・ザ・キャットが出てくるし、Stage3の「Book Week」では、キッパーがはらぺこあおむしの仮装をします。

さすがにディ○ニーキャラクターは出てこないけど(笑)

 

The Rope Swing(ORT中国廉価版の印刷ズレについてレポあり)

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories The Rope Swing 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:77

 

<あらすじ>

  • タイトル:The Rope Swing(ブランコ)
  • 副題:What will happen to the rope swing?(ブランコに何が起こったかな?)

 

子どもたちは小川へ遊びに行きました。

川のほとりの木に、ブランコが架かっているのを見つけて、みんなで遊び始めます。

子どもたちが次々に乗って、ブランコのロープは今にもちぎれそう!

犬のフロッピーは心配しますが・・・

 

<登場する主な単語>

too, dog, at, on, and, they, stream, swing, climbed, rope, barked, silly, home, splash

 

<コメント>

遊具で遊ぶお話が多いですね~

この物語も、公園などで遊ぶときに使う表現が、多く登場します。

  • Wilf climbed on the swing. (ウィルフはブランコによじ登った)
  • Chip pushed Wilf. (チップは(ブランコに乗っている)ウィルフを押した)
  • Biff climbed on the swing. (ビフはブランコに乗った)
  • Chip climbed on the swing. (チップはブランコに乗った)
  • Kipper went on the swing. (キッパーはブランコに乗った)
  • Wilma went on too. (ウィルマも乗った)

「ブランコに乗る」も、climb onとgo onの2種類の表現が使われています。

 

ひとつの動作でも、言い方の種類(=表現のバリエーション)を増やしていくのは、スピーキングとライティングで「カタコト感」をなくしていくのに大切ですね。

 

この絵本は、私も子どもたちも大好きです。

フロッピーの表情の変化が楽しいし、背景に登場する動物たちがかわいい!

(草むらに落ちているメガネも、忘れずに見つけてくださいね^^)

 

余談なのですが、私が持っているORT絵本は、中国製の廉価版のサウンドブックです。

ときどき印刷ズレがあって、この絵本では、こんなことになっています・・・

ORT中国廉価版の印刷ズレ

ここのロープの状態、お話の展開上とても大事なんですが!

安く手に入れたので文句は言えないですが、残念です(泣)

★中国廉価版購入レポートはこちら↓↓↓をどうぞ。

ORTを安く買う|中国版音声ペン&音声本購入記|オックスフォードリーディングツリーOxford Reading Tree

実録!ORT中国版音声ペン&サウンドブック感想|オックスフォードリーディングツリーOxford Reading Tree

 

On the Sand

オックスフォードリーディングツリー ORT レベル3 ステージ3 stage3 Stories On the Sand 表紙

(画像出典)amazon.co.jp

  • レベル(ステージ):3
  • ページ数:16ページ
  • 語数:75

 

<あらすじ>

  • タイトル:On the Sand(砂の上で)
  • 副題:Dad plays a trick on Biff and Chip.(お父さん、ビフとチップにいたずらを仕掛ける)

 

砂浜で遊ぶビフとチップ。

浜辺で寝ているお父さんの上に砂のお城を作り、お父さんの帽子を載せました。

ビフとチップが他所で遊んでいると、海にお父さんの帽子が浮かんでいて・・・

お父さん、もしかして海に流されちゃった!?

 

<登場する主な単語>

boat, go-karts, hat, top, get, Dad, and, on, they, was, sand, sleep, sandcastle, hiding, stick, ice, cream, donkeys

 

<コメント>

put A on B (BにAを載せる)が繰り返し出てきます。

  • Biff and Chip put sand on Dad. (ビフとチップはお父さんに砂を載せた)
  • They put Dad’s hat on top. (彼らはてっぺんにお父さんの帽子を載せた)

 

look at A (Aを見る)も、何度も登場。

  • Chip looked at the donkeys. (チップはロバを見た)
  • Biff looked at the boat.(ビフはボートを見た)
  • They looked at the go-karts.(彼らはゴーカートを見た)
  • They looked at Dad’s hat.(彼らはお父さんの帽子を見た)

 

このお話、始まりは面白いんだけど、最後のページの意味がよくわからない・・・

子どもと2人で顔を見合わせてしまいました。

お父さんの持ち物に初代iPodがあって、懐かしんだりも。

(初代iPodは2001年発売。この本は初版1986年なので、改訂したときに絵も変えたのかな?)




4)ORTステージ3「Stories 」の感想&レビュー

Oxford Reading Treeのステージ3は、イギリスでは「4~5歳」を対象とした教材とされています。

新しい単語が登場するのと同時に、既出の単語もたくさん出てきて、復習がスムーズにできるようになっています。

1冊16ページで、文章はステージ2より少し複雑になりますが、1ページあたり1~2行なので無理なく音読学習ができるでしょう。

我が家の息子は、5歳のとき英語ゼロ状態で渡英し、最初に宿題として渡されたのがキッパーシリーズのStage3でした。

ですので、4-5歳以上であれば、英語を全く学んだことのないお子さんにStage3を与えても大丈夫だと思います。

ステージ3は4種類のパックがありますが、レベルはどれも同等です。

しかし、オックスフォード大学出版局日本支局発行のパンフレットでは、同じステージのパックの中では「Stories」を最初に読むことが推奨されています。

ですので、このOxford Reading TreeのStage3「Stories」は、

  • ORTのステージ2までを読み終えたお子さん
  • ORTのステージ3を初めて読むお子さん
  • 英語を学び始めて間もない初級レベルのお子さん
  • 言語力・思考力が成長しつつある幼児・小学生

にオススメです。

一方、以下の方にはオススメしません。

  • まだ文章を話せない乳幼児
  • 中学生以上

ORTは、言葉を通じて考えたり推測したりする教材なので、乳幼児には、歌のかけ流し教材や、絵がメインになっている本をおすすめします。

中学生以上に向かない理由は、物語の内容が幼児~低学年向けであること。

それと、ORTの基本的な学習方法が「大人に聞いてもらって音読する」というスタイルだからです。

もちろん、中学生以降や大人でも、「音読して学びたい」という意欲があればOKだと思います。

 

5)Oxford Reading Tree絵本の内容とレベルを知るためには

大量にあるORT絵本、ご自分のお子さんに、どのレベルを選んだらよいのかわからない方もいらっしゃると思います。

そんな方には、実際にORTの中身を読める次の2冊の書籍がオススメです。

古川昭夫 宮下いづみ 小学校教科書で始める親子で英語絵本リーディング 小学館

古川昭夫・宮下いづみ「小学校教科書で始める親子で英語絵本リーディング」小学館

この本の解説記事はコチラ

古川昭夫 宮下いづみ イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ 小学館

古川昭夫・宮下いづみ「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」小学館

本の解説記事はコチラ

 

 

ORTの全体像については、別の記事に書いていますので、よろしければ読んでみてください。

オックスフォードリーディングツリーORTの楽しさを伝えたい

【ORT概要】オックスフォードリーディングツリーとは?特徴と効果【Oxford Reading Tree】

オックスフォードリーディングツリーORTを迷わず探せるようナビゲートします

【ORT一覧表】オックスフォードリーディングツリー全冊リスト【Oxford Reading Tree】

ORTの使い方や英語学習の進め方の目安になれば幸いです。

 


↓↓↓ORTレビュー記事(ステージ3)の目次はこちら

<ステージ3>

 


↓↓↓ORTレビュー記事(全体)の目次はこちら

<ステージ1>

<ステージ1+>

<ステージ2>

<ステージ3>

<ステージ4>

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