こんにちは!子供英語教材ナビゲーターのすみれママ(@sumire_mum)です。
★子供向けの英語絵本「オックスフォードリーディングツリー(Oxford Reading Tree、以下ORT)」は、ステージ1からステージ9までレベル順に読み進めていくと、自然に英語力がアップする効果的な教材です。
このブログ記事は、
- ORTステージ1「More First Words」6冊の内容やレベルを知りたい
- ORTステージ1「More First Words」6冊を実際に読んでみた感想が知りたい
という方にオススメです★
1)ORTステージ1「More First Words」の概要
Oxford Reading Treeのステージ1「More First Words」について、出版社の公式サイトには、以下のような説明があります。
簡単なイディオムや表現が登場します。単語がイラストと密接に関連しており、自然にストーリーを追うことができます。
(Oxford University Press日本公式より)
このパッケージから、イディオム(get on, go on)が登場します。
また、過去形も2語登場します(got, did)
日常会話に出てくる自然な表現を、絵の場面と一緒に見ることで、身につけることができる感じです。
2)このシリーズの主な登場人物
(※画像出典はいずれもamazon.co.jp)
3)ORTステージ1「More First Words」各巻のあらすじ&レビュー
それでは、このシリーズの各巻について、あらすじとレビューを紹介していきたいと思います。
Is It?
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:25
<あらすじ>
- タイトル:Is It?(だーれだ?)
- 副題:See who it is.(それは誰かな?見てみよう)
家で仮装グッズが入った箱を見つけた子どもたち。衣装や帽子で正体を隠し、お父さんとお母さんに当てっこしてもらいます。
さて・・・青いマントを着た子は誰でしょう?
<登場する主な単語>
is, it, Biff
yes, Kipper, Chip, Floppy
<コメント>
この巻は、表紙から物語が始まっています。
Is it~?, It is~. という会話が何回も繰り返されます。
仮装グッズ、 皆さんのおうちにはありますか?
我が家はハロウィン用に100均で買った帽子やマントがいくつか。
イギリスは仮装する機会が多いので(ブックデイとか学校に仮装して来るように言われる・・・)、日本の家庭よりずっとたくさんの仮装グッズがありそうです。
Get On
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:22
<あらすじ>
- タイトル:Get on(乗って)
- 副題:Who gets on?(誰が乗るのかな?)
海へ遊びに行ったロビンソン家の家族たち。
バナナ型のフロートを膨らませ、海に浮かべます。
ビフ、チップ、そしてキッパーと、順番に子どもたちが乗っていきますが・・・
<登場する主な単語>
get, on, got, Biff
no, Chip, Kipper, oh
<コメント>
「get on」「got on」が繰り返し登場します。
イディオムと過去形が初登場するわけですが、日常会話で頻繁に使う熟語ですよね。
バナナ型のフロートというのは
こういうものですが、水の中でバランスとって乗るのは難しそう。すぐにfall off(落ちる)してしまいそうです。
Floppy Did This
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:23
<あらすじ>
- タイトル:Floppy Did This(フロッピーの作品)
- 副題:Everyone paints a picture(みんなで絵を描く)
子どもたちは家族の絵を描きました。
チップはビフの絵を。ビフはキッパーの絵を。キッパーはお母さんの絵を。
ところが犬のフロッピーが、絵の具の缶を倒してしまい・・・
<登場する主な単語>
is, it, Mum, Biff, did
no, Chip, Kipper, Floppy, this, oh, yes
<コメント>
「●● did this.」「It is ●●.」が繰り返し登場します。
誰か、お父さんの絵も描いてあげて!
Get Dad
※この巻は、小学館の書籍「イギリスの小学校教科書で始める親子で英語絵本リーディング」に収録されていて、全部読むことができます。詳しくはコチラの記事をどうぞ。
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:20
<あらすじ>
- タイトル:Get Dad(お父さんを狙え)
- 副題:See who gets wet(ずぶ濡れになるのは誰かな?)
庭で水掛け遊びをするお父さんと子どもたち。
お父さんは、散水栓にバケツに水鉄砲を持って、子どもたちを1人ずつずぶ濡れにしていきます。
そんなとき、2階に怪しい人影が・・・!
<登場する主な単語>
get, Dad, Mum, on, Biff
go, Chip, Kipper
<コメント>
お父さんの悪い顔がいいですね。
口元にこのシワが出てきたときは、要注意(笑)
オチは「志村、後ろ後ろ!」ってやつですね。
子どもたち大爆笑でした。ドリフに外れはない(違
Up You Go
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:23
<あらすじ>
- タイトル:Up You Go(行け~)
- 副題:Dad goes up(お父さんが登るよ)
ロビンソン家の子どもたちは、庭ですべり台+プールで遊んでいます。
すべり台からプールに飛び込んで、エキサイトしている子どもたち。
それを見ていたお父さんは・・・
<登場する主な単語>
up
go, no, you
<コメント>
「Up you go, ●●.」という表現の繰り返しです。
後半の、お母さんの表情の変化が楽しいですね。
そう、男性は永遠の5歳児・・・(うちの旦那さんも同じ)
ORT名物「隣のおじさん」も、塀越しに様子を見ています(笑)
I See
- レベル(ステージ):1+
- ページ数:8ページ
- 語数:35
<あらすじ>
- タイトル:I See(見えるよ)
- 副題:Who can Kipper see(キッパーは誰が見えるかな?)
紙筒、鍵穴、カメラ、箱などなど、いろいろなものを通して、キッパーが家族を見ています。
どんなふうに見えるのかな?
<登場する主な単語>
Mum, and, Dad, Biff
I, see, Chip, we, Kipper, Floppy, me
<コメント>
「I see ●●.」「We see ●●.」という表現が繰り返し登場します。
うちの子どもは、筋肉隆々?のチップが腕の中に何を入れているのか気になっていました。ピンポン玉かなあ?
4)ORTステージ1「More First Words」の感想&レビュー
このシリーズは私が初めて子どものために買ったセットです。
渡英前に駆け込みで「英語やらなきゃ!」って、知人ママに教えてもらったORTを探しに大型書店へ。
どれを選んだらいいか、店頭で何時間も悩みながら買ったのでした。懐かしい・・・
子どもたちは、とても喜んでいましたよ。
特に、躍動感のある「Get On」「Get Dad」が気に入っていましたね。
渡英前は英語ゼロだった我が子たち、文字はロクに読まず、絵だけ見てゲラゲラ笑っていました。
でも、この2冊に出てくる「get on」「get 人名」「go on」は絵本でイメージとともに習得できました。
(現地で子ども同士で遊ばせていると、実際によく出てくる表現です)
でも、この前の「Stage1 First Words」レビューのブログ記事でも書いたのですが、必ずしもこのセットは買わなくてもいいと思います。
版元Oxford University Press日本支社のパンフレットにも
例えば小学校低学年で初めて英語を学習される方は
まずステージ1+をお試しください。
(オックスフォード・リーディング・ツリー&児童向け書籍カタログ「よくある質問FAQ」より)
とありますし、4~5歳以降の子どもの英語学習のためには、ステージ1+からで十分といえるでしょう。
とはいえ、楽しいお話もありますので、
- ORTでステップを省略せず順番に学びたい方
- ORTのキッパーシリーズをコンプリートしたい方
は、買ってみてもよいかもしれません。
5)Oxford Reading Tree絵本の内容とレベルを知るためには
以上、オックスフォードリーディングツリー(ORT)ステージ1「More First Words」の6冊について、各巻の内容と感想レビューでした。
大量にあるORT絵本、ご自分のお子さんに、どのレベルを選んだらよいのかわからない方もいらっしゃると思います。
そんな方には、実際にORTの中身を読める次の2冊の書籍がオススメです。
古川昭夫・宮下いづみ「小学校教科書で始める親子で英語絵本リーディング」小学館
この本の解説記事はコチラ
古川昭夫・宮下いづみ「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」小学館
本の解説記事はコチラ
ORTの全体像については、別の記事に書いていますので、よろしければ読んでみてください。
このブログ記事が、ORTの絵本選びや使い方・進め方の参考になれば幸いです。
↓↓↓ORTレビュー記事(ステージ1)の目次はこちら
<ステージ1>
- ステージ1「Wordless Stories A」
- ステージ1「Wordless Stories B」
- ステージ1「First Words」
- ステージ1「More First Words」←イマココ
↓↓↓ORTレビュー記事(全体)の目次はこちら
<ステージ1>
- ステージ1「Wordless Stories A」
- ステージ1「Wordless Stories B」
- ステージ1「First Words」
- ステージ1「More First Words」←イマココ
<ステージ1+>
- ステージ1+「First Sentences」
- ステージ1+「More First Sentences A」
- ステージ1+「More First Sentences B」
- ステージ1+「More First Sentences C」
- ステージ1+「Patterned Stories」
- ステージ1+「More Patterned Stories」
<ステージ2>
- ステージ2「Stories」
- ステージ2「More Stories A」
- ステージ2「More Stories B」
- ステージ2「First Sentences」
- ステージ2「Patterned Stories」
- ステージ2「More Patterned Stories」
<ステージ3>
<ステージ4>
<ステージ5>
<ステージ6>